ドローン登録制度 2022年6月20日から登録は義務
いつの間にかドローンが産業に非常に役立つ機器となりました。
しかし利用開始の時期から日が浅いため、制度や飛行ルールが完全に整備されていないという課題があります。
2020年改正航空法に基づき無人航空機（ドローン、ラジコン機）について2021年から登録受付が開始されていましたが、本年2022年6月20日から登録が義務化されます。
＜変更ポイント＞
（１） 国土交通省への登録は義務。
（２） 適用範囲が
「重量200グラム以上のもの」 → 「重量100グラム以上のもの」
（３） 登録後は３年ごとに更新登録、該当すれば変更届出、抹消登録をおこなう。
（４） 通知された登録記号を該当するドローン・ラジコン機に表示しなければ航行できない。
＜登録できない無人航空機＞
・製造者がリコールしているような機体、事故多発の機体等
・地上の人等に衝突した際に著しく安全を損なうおそれのあるもの
・遠隔操作又は自動操縦による制御が著しく困難なもの
・・・・つまり、危険な無人航空機は登録できません。
＜登録方法＞
登録は下記の手段でできます。
（１） オンライン
（２） 本人確認書類だけを郵送して登録
（３） 申請書及び添付書類一式を書面で郵送して登録
国土交通省の専用サイト
飛行ルールも確認できます。
登録申請には所有者・使用者の情報や確認書類のほか、機体の製造者、型式等の入力をします。
申込後に手数料を納付し、登録記号が発行されます。
登録記号の文字は該当する無人航空機から取り外しができない・外部から容易に確認できる箇所に表示します。
機体が25㎏以上の場合は、文字が25mm以上等のルールがあります。
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
趣味でドローンを飛行させている方や、お子さんが使っている方でも100ｇ以上の機体であれば登録義務の対象になります。
